1.7m

日記。

眠りたい時間にちっとも眠れない日が続いているので、晩御飯を食べた後、20時頃の眠気に身を委ねてみる。

目が覚めると2時。

そこから少し時間がたって今は3時を回ったところ。

 

明日、というか今日はもう月曜日なのにこんな時間に起きていていいのだろうか。

当たり前、とか普通、とか常識とか。そういう言葉も、そういう言葉を多用する人も吐き気がするほど嫌いだと思う一方で、どうして人として当たり前のことができないんだろう、と自分を恥じる瞬間がある。

 

幼い頃から、日常の些細なタスクをこなすことが苦手だった。学校でもらったプリントの管理、部屋を綺麗に保つこと、宿題......。

何故やるのか、説明されないままに課されるそれらに、何も考えずに取り組むことがどうしてもできなかった。

それらをやらない結果が自分にどう降りかかるかを考えても、自分には大して問題があるようには思えず、苦手なことは大人になった今でも苦手なままで、それなりに誤魔化すほうの技術だけは成熟したと思う。

 

しかし当時は所詮子供だったので、大人を騙すことはできず、当然のように母から怒られていた。

「どうして当たり前のことができないの?」と。

 

当たり前や普通や常識という言葉を借りて、人を縛り付けるのは簡単だと思う。価値観の形成されていない時期ならなおさらだ。

そんなものはない、と頭で分かっていても、結局自分のこと以外を理解することは到底不可能で、自分以外の中に共通の当たり前なんてものが存在してしまう可能性を100%否定するのは難しい。

 

うっかりはみ出してしまっているんじゃないか、と自分の立ち位置ばかりを気にして、自分の欲求すらも碌に捉えられない自意識が全くもって鬱陶しいと感じる。

 

 

深夜に起きていると余計なことばかり考えてしまうから、早く生活リズムを戻そう。